環境のビジネスプラン

当社は具体的な環境活動として、「環境のビジネスプラン」に長年取り組んでいます。
事業経営の手法を環境保全活動に応用した当社独自の活動で、「廃棄物」「水」「排ガス」を
テーマに3R(リデュース、リユース、リサイクル)活動を展開し、ガラス事業に伴う環境負荷の低減に努めています。



廃棄物の削減

2000年に活動を開始し、埋立処分(分類D)の量が確実に減少してきました。グラフ1は製品販売重量に対する「通常の生産活動で発生し埋立処分される固形廃棄物の比率」の推移を表したものです。国内では2009年に製品販売重量比0.1%以下を達成し、今日までこの水準を維持しています。埋立処分Dの削減は継続しつつ、今後は社外に処分を委託している企業リサイクルCの削減を積極的に進めていきます。



                   


水の削減

当社では、省資源の観点だけではなく、「モノづくりのレべルは水の使用量に表われる」との考えから水の使用量削減に取り組んでいます。目的は、水の使用量を指標にガラスの溶融、成形、加工(洗浄)などあらゆる製造プロセスの在り方を理解し、プロセス技術を高め、設備の完成度を上げていくことです。また、海外拠点では日本以上に水は貴重な資源です。日本で得られた知見を横展開することで、水の使用量と排水量の削減を達成していきます。





溶融炉からの揮発量の削減

溶融炉の排ガスにはガラス原料からの揮発成分が含まれ、排ガス処理装置で捕集しリサイクルしています。「溶融炉からの揮発量の削減」の目的は、捕集だけでなく溶融段階での揮発量そのものを抑え、捕集される揮発成分を減らすことにあり、そのためガラス原料からの揮発が少ない溶融方法を追求しています。揮発量を削減する取り組みは、溶融技術を高めるとともに省エネルギーや二酸化炭素削減など環境負荷の低減にも大きな効果があります。グラフ2は主力の薄型パネルディスプレイ用ガラス(オーバーフロー成形品)の販売重量に対する「溶融炉中の原料からの揮発量の比率」の推移です。ビジネスプラン開始前の2004年度と比較し、1/4に減らしています。