防火設備としてハウスパネルを使用する場合の注意

ハウスパネルを防火設備としてご使用になる場合に、守っていただきたい事項がいくつかあります。 以下のことをよくお読み頂き、内容を正しくご理解いただいたうえで、ハウスパネルをご使用ください。

1.必ずアルミサッシをお使いください。

防火設備にハウスパネルを使用する場合は、 次の条件に合うアルミサッシを必ずお使いください。

(1)JIS H4100に規定する材質
(2)サッシ各部の肉厚が1.5mm以上であること

例としては、アルミサッシメーカーの防火用フロントサッシなどがあります。
<参考例>
アルミメーカー製フロントサッシの断面
(目板と組合せた例)

 

2.サッシの開口寸法(高さ×幅)が限られます。

アルミサッシの開口寸法(内寸)には制限があります。
高さと幅の制限は次のとおりです。

(1)高さ 2340mmまで
(2)幅   954mmまで

(145×145×50mmのガラスブロックの場合、高さ15段×幅6列まで)

3.使用できるハウスパネルは次の通りです。

ハウスパネル Sシリーズ
----- ○ 防火設備として使用できます
ハウスパネル Mシリーズ
----- ○ 防火設備として使用できます
ハウスパネル Vシリーズ
----- ○ 防火設備として使用できます
ハウスパネル Rシリーズ
----- × 防火設備として使用できません

 

4.同梱の当て木は使用しないでください。


ハウスパネルを防火設備として使用する場合
アルミニウム合金製のLアングル
( 厚1.5mm以上)をご用意ください。


同梱の「当て木」は一般開口部に施工するもので、防火設備には使用できません。

5.目地シール部のバックアップ材は、 セラミックファイバーをご使用ください。

6.シーリング材は、防火性能を有するものをご使用ください。

アルミサッシとハウスパネルの取合部、およびハウスパネル同士のジョイント部に使用するシーリング材は、日本シーリング材工業会が指定する防火性能を有する材料(防火設備認定シーリング材など)をご使用ください。

防火認定について
認定の種類 20分間の遮炎性能を有する防火設備
認定番号 EB−0149  PDF(37KB)
認定名称 ガラスブロック製はめ殺し窓
認定取得年月日 平成15年7月7日


 施工方法 ( 防火設備用 )
 

(1) 開放寸法とパネルの確認

開口寸法が、選んだパネルにあっていることを確認します。

(2) Lアングルの取付

別途ご用意いただいたアルミ合金製Lアングルを周囲タテ枠に取り付けます。 ハウスパネルの室内側表面から11〜13mm入ったところに、 Lアングルのパネル取付面が合うように位置を決めます。(右図)

(3) スペーサ-のセット

周囲枠の下辺にスペーサ-をセットします。 スペーサ-はパネル幅のおおよそ1/4ずつ内側に入った位置に置きます。 またハウスパネルの厚さ中心線にスペーサ-の中心が来るようにします。

(4) ハウスパネルの取付

A.一枚だけ取り付ける場合
パネルは室内側から取り付けます。パネルを(3)でセットしたスペーサ-に載せ、パネルをLアングルに押しつけます。左右の目地幅が均等になるよう調整し、ビスでLアングルにパネルを固定します。
B.二段以上重ねて取り付ける場合
全パネルのうち最も大きいパネルを一番下に取り付けます。一段目のパネルを(4)-Aに従って取り付けます。固定した一段目のパネルの上にスペーサ-を、(3)と同様の位置にセットします。このスペーサ-の上に二段目のパネルを載せ、(4)-Aと同様に調整しパネルを固定します。三段目以降のパネルも同様に取り付けます。

(5) 目地仕上げ

パネル周囲(枠との取合部)の目地と、パネルとパネルのジョイント部に、セラミックファイバーのバックアップ材を使用し、室内外ともシーリング材(シリコーン)を充填してください。




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