ルミファス®(蛍光体ガラス)

蛍光体ガラス ルミファス」

LEDやレーザー光源の利用と可能性を広げる
ガラスの技術

省エネ照明の光源として利用が広がっているLED。中でも白色LEDは、次世代照明器具の光源として期待されており、家庭や店舗の照明や車のヘッドライト、懐中電灯の光源をはじめ様々な用途に用いられています。
こうしたLEDの分野で、日本電気硝子の蛍光体ガラスが活躍しています。
今回は、その蛍光体ガラス、ルミファス®についてご紹介します。

均一に分散させる技術で、
ガラスと蛍光体の複合材料が生む新たな価値

蛍光体は、外部からのエネルギーを光に変える物質で、身近なところでは、蛍光灯やテレビなどに使われています。LEDには光の色を変える素材として利用されています。

一般的な樹脂製蛍光体による白色LED(イメージ)

現在の一般的な白色LEDは、パウダー状の黄色蛍光体をシリコン等の樹脂に混合した蛍光体分散樹脂を、波長変換部材として青色LEDチップの周囲に流し込むタイプです。
この構造により、白色LEDを低コストで量産できるようになりましたが、「熱や水に弱い」「蛍光材が樹脂内に均一に分散しづらい」という課題があります。

ルミファス®を使用した白色LED(イメージ)

日本電気硝子は、ガラスならではの特性を活かし、樹脂に代わる新たな波長変換部材を開発しました。それが蛍光体ガラス、ルミファス®です。
熱や水に強く、蛍光体をガラス中に均一に分散させることで、色度バラつきの小さい発光を実現します。

※出典:日経BP社「Tech-On!」LED用語辞典より図の表題等を改変して掲載


蛍光体 ルミファス®の特長

ハイパワー化に応える優れた耐熱性

蛍光体 ルミファス®は、300℃以上の熱にも耐えます。
多量の熱が発生するハイパワーLEDにも対応でき、さらなるLEDの普及に応えます。

用途を広げる確かな耐水性

ガラスは水に強く、内部の蛍光体をしっかり守るため、蛍光体 ルミファス®は屋外や浴室、室内プールといったスポーツ施設など、高い耐水性が求められる用途へのLED利用を可能にします。

プロジェクターへの応用展開も可能な蛍光体
ルミファス®ホイール

緑と赤の蛍光体ガラスを組み合わせた ルミファス®ホイールを回転させることで、単一の青色光源から赤・青・緑の3色を取り出すことができます。ハイパワーなLEDやレーザーを光源とするプロジェクターへの応用ができます。

省エネ照明の分野にガラスの特性を活かして貢献したい

省エネルギーは今後の重要なテーマです。照明の分野でその担い手となるLEDの用途はさらに広がり、ハイパワー化されていくと考えられています。また、レーザー光源の活用や応用も進むでしょう。こうした分野に対し、熱や水に強く、様々な形状にできるガラスは可能性に満ちた素材だと考えています。
日本電気硝子は、蛍光体 ルミファス®の普及を進め、また、有機EL照明などにも応える新たなガラス素材の開発を通して、照明分野の発展や高機能化、さらに省エネルギー社会に貢献していきます。

ルミファス® 製品情報