なるほど、ガラスに相談しよう。

ディスプレイ編

ディスプレイの未来を切り拓く。そんなガラス、ありますか。

ディスプレイの未来を切り拓く。そんなガラス、ありますか。

  • 日本電気硝子のガラス〈ディスプレイ分野〉
  • 特殊ガラスのエキスパートの理由

ガラスの薄さ・軽さ・強さを追求する。日本電気硝子の「ディスプレイ用ガラス」が、可能性を大きく広げます。

ガラスのチカラで、ディスプレイの未来に貢献。

身近なところで、毎日の生活になくてはならないスマートフォンやタブレット、テレビ、パソコン。日本電気硝子は、その進化に重要な役割を果たしてきたディスプレイ用ガラスの開発・製造・供給を行ってきました。薄さや軽さ、強さの追求にゴールはありません。これからも、ディスプレイの形状変化や多機能化、情報端末の小型化など、ますます高度化するニーズに応えていきます。

先進機能を備えたガラスが、新たなディスプレイを誕生させる。

ロールに巻けるほど薄く、フィルムのようにしなやかで、水分や空気を通さない、高いガスバリア性を持つ超薄板ガラスG-Leaf®は、薄型・軽量・フレキシブルなディスプレイへの応用が期待されています。また、カバーガラスとして衝撃や傷などから大切なスマートフォンやタブレットを守るのが、化学強化専用ガラスDinorex®です。さらにLamion®は、ガラスと樹脂を貼り合わせることで軽さと強さという、一見相反するようにも見える機能を両立させたハイブリッド材料。街中では、デジタルサイネージ用保護カバーに採用されています。ディスプレイ用ガラスは、暮らしの中で、身近なところで幅広く活躍しています。

私たちの暮らしを変える「ディスプレイ用ガラス」。ディスプレイの進化を支え、よりスマートな未来へ導く。

薄さを追求した超薄板ガラスG-Leaf®

フィルムのようにしなやかに曲がる、薄さ0.2ミリ(200ミクロン)以下の超薄板ガラスG-Leaf®。ガラス本来の特性である空気や水を通さないガスバリア性や耐熱性などはそのままに、優れた柔軟性や高平滑性を活かして、さらなる薄型化・軽量化・フレキシブル化が求められる次世代ディスプレイの分野での用途が広がっています。また、薄くなることで、少ない原材料での生産が可能なため、省資源化・省エネ化を実現。しかも、コンパクトなロール形態での出荷ができ、物流の効率化や低コスト化にも貢献します。

イメージ:G-Leaf®

G-Leaf®

衝撃や傷などから情報端末を守るDinorex®

スマートフォンやタブレットが普及し、ウォッチ型のウエアラブル端末が登場するなど、情報端末は多様に進化しています。これらの画面を接触や落下による破損、擦れによる傷などから守るのが化学強化専用ガラスDinorex®です。強さに加え、高透過率も実現。限りなく無色透明に近づけたことで、カバーガラスの存在が映像や画像の色調・画質にほとんど影響を与えず、本来の美しさをそのまま楽しむことができます。

イメージ:Dinorex®

Dinorex®

「ガラス」と「樹脂」、両方の良さを併せ持つLamion®

Lamion®は、G-Leaf®と樹脂を独自の技術で貼り合わせたハイブリッド材料です。耐傷性やガスバリア性など「ガラスの利点」と、軽量や耐衝撃性など「樹脂の利点」を併せ持ち、同じ厚さのガラスに比べて約50%の軽量化を図れます。樹脂が衝撃を吸収するため割れにくく、万が一割れた場合も飛散しにくいという特徴も備えています。これまで、樹脂の使用が難しかった分野への用途拡大が期待されています。また、採用事例であるデジタルサイネージ用保護カバーについては、ライフサイクルの延長が期待され、環境負荷の低減が図られるなど、環境面でのメリットも今後考えられます。

イメージ:Lamion®

Lamion®

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特殊ガラスのエキスパートだからできることがある。

「超薄板ガラス製造技術」

超薄板ガラスを、安定的に製造することができる技術がオーバーフロー法です。ガラスの表面が空気以外のものに触れないため、ナノレベルで平滑な表面を実現。無研磨でも平坦度が高いガラスの生産が可能になりました。私たちは、この技術を応用することで、薄さ0.03ミリ(30ミクロン)という世界最薄レベルの超薄板ガラスの製造も実現しています。

※2014年12月現在、自社調べ

イメージ:オーバーフロー法

オーバーフロー法

「貼り合わせ技術」

Lamion®は、樹脂の両面または片面に超薄板ガラスG-Leaf®を、接着剤で貼り合わせたハイブリッド材料。独自の技術で、ガラスと樹脂という性質の異なる材料の高精度な接着を可能にしました。高温や高湿をはじめ、厳しい環境下で使用しても品質が変わることなく、剥離や白濁することはありません。

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ディスプレイ

暮らしの中のさまざまな分野で、時代を、社会を支える日本電気硝子の特殊ガラス。

見えないところで、私たちの暮らしをより快適にするガラス。

ますますニーズが多様化・高度化するディスプレイ分野でも、日本電気硝子の新たなガラス製品が活躍しています。情報端末や有機ELディスプレイなどの機能を高めるガラスを、より薄く、より軽く、より強く。次世代のディスプレイ分野の進化にガラスが貢献していきます。

イメージ:G-Leaf®
G-Leaf®
詳しい製品紹介はコチラ
イメージ:Dinorex®
Dinorex®
詳しい製品紹介はコチラ
イメージ:Lamion®
Lamion®
詳しい製品紹介はコチラ
イメージ:無アルカリガラス基板(OA-10G/OA-11)
無アルカリガラス基板(OA-10G/OA-11)

液晶ディスプレイやELディスプレイの基板、その他薄膜用基板として使用されています。

イメージ:液晶セル用スペーサ
液晶セル用スペーサ

液晶ディスプレイパネルを構成する2枚のガラス基板の間に用いられる寸法精度の高いスペーサ。 液晶が入るスペースを制御します。

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特殊ガラスのエキスパート、日本電気硝子。先進の基幹技術を発展させ、新たな製品を次々、社会へ。

特殊ガラスのエキスパートとして、ガラスの基幹技術「材料設計」・「プロセス(溶融・成形・加工)」・「評価技術」を育み、そこから生まれた「精密加工・超薄板・超大型基板・複合化・結晶化・環境対応」などの応用技術。それらの技術を融合することで、時代が求める先進の製品を誕生させてきました。私たち日本電気硝子はこれからも、ガラスの基幹技術をベースに、培ったさまざまな応用技術を駆使し、新たな特殊ガラスを生み出し続けます。

イラスト
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