生産ラインでの研修期間を終えたイシヤマくん。配属先で慣れないながらも淡々とデスクワークに取り組みます。そこへ大量の資料を先輩から渡されますが‥

「問題ありません。ワタシはスキャンが得意ですので。」

研修期間中のイシヤマくん。日本電気硝子では入社してからの半年間、生産ラインなどで現場研修を行い、ガラス製品がどのように製造されていくかを肌感覚で学びます。

「でも溶融炉の近くは熱すぎて、身の危険を感じます。」

「ガラスなんて今さら」‥と自分の体のことを棚に上げ、分かった風のイシヤマくんに、優しくガラスの可能性を教えてくれる先輩社員。

「これもガラスだなんて‥。」

思わず感情が高ぶるイシヤマくん。眉毛しか動かず表情を作れないので、感情が分からないと思われがちですが、実は彼の心の動きに合わせて心臓部のハートが点滅しているので、丸わかりです。

仕事が終わって帰路につきます。イシヤマくんの目のビームは、暗い夜道を明るく照らします。でも彼が見つめているのは、道でも空でもなくガラスの未来だったりするのです。​

「ガラスって面白いかも‥」彼のハートは、激しく明滅しています。

イシヤマくんの初期イメージ。

決まっていたのは「全身ガラス」「心臓は全固体電池」「虹色に輝くボディ」そして「憂いのある顔」。

自社サウンドロゴの制作現場を訪れたイシヤマくん。
業界では知らない人はいない、大御所サウンドデザイナーと、緊張の初対面。
「彼に存在意義を認めてもらえれば、今後の業務がスムーズに…」
ちょっと、よこしまな気持ちで臨みます。

著名サウンドデザイナーに認められようと、
内臓されたサウンドモードで、自作のサウンドロゴを歌い出してしまうイシヤマくん。
空気を読むことについては、まだ学習中のようです。

自作サウンドロゴをアピールするため、ダンスまで始めてしまいます。
「皆さん、怪訝な表情をされていました…」
まだまだ、いろいろ、学習が必要なようです。