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テクノロジーフォーカス

「見えないガラス」

光を透過する透明な素材、「ガラス」。人はガラス表面に反射した光を見ることで、その透明な存在を認識します。
日本電気硝子は、超薄板ガラスの表面と裏面に反射防止膜を成膜し、ガラス表面の反射を極限まで低下させた「見えないガラス」を開発しました。一般的なガラスの視感反射率が約4%であるのに対し、「見えないガラス」はわずか0.08%。ヒトの目が感じる波長の光を選択的に反射しないように、反射防止膜を設計しました。

左:普通のガラス、真ん中:「見えないガラス」、右:ガラスなし

一般的な反射防止膜は5〜8層程度ですが、「見えないガラス」の反射防止膜は、両面合わせて30層以上で構成され、ナノメートルオーダーの膜厚制御によって形成されます。
「見えないガラス」には、超薄板ガラス製造技術に加え、優れた薄膜設計/制御技術が活かされています。

普通のガラスと「見えないガラス」の視感反射率