見えないガラス®

見えないガラス

反射や映り込みをほとんど感じさせない
見えないガラス®

世界中で、様々な形や用途で使われているガラス。一般的に、ガラスは透明で、反射や映り込みがあるものという印象です。
しかしときには、この反射や映り込みのない方がいい場合があります。
例えば、美しい景色を窓越しに見ているとき、美術館・博物館で絵画や美術品を見ているときなど。
日本電気硝子は、独自の薄膜技術で反射や映り込みを極力抑えた見えないガラス®を開発し、多方面から大きく注目されています。
今回は、この見えないガラス®をご紹介します。

独自の薄膜技術が生み出すガラスの新しい価値


視感反射率は約0.08%。薄膜技術を極めた見えないガラス®

一般的なガラスの視感反射率(人が感じる反射率)は片面4%程度。この反射が映り込みとなり、人は透明なガラスの存在に気がつきます。見えないガラス®は、視感反射率を約0.08%にまで抑えることに成功したガラスです。
その秘密は、独自の薄膜技術。髪の毛の何万分の1ほどという非常に薄い反射防止膜を、ガラスの両面に何層も均一に成膜する高度な技術です。いろんな厚さ・屈折率の薄膜を組み合わせることで、反射を極限まで抑える見えないガラス®が誕生しました。


商品をはっきり見せる見えないガラス®

見えないガラス®の展示ケースは、ガラスの映り込みや反射が非常に少ないため、展示物や商品が驚くほどクリアに見えます。



採用事例トピックス

宮本商行 銀座本店

採用事例紹介ページへ

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

同美術館の紹介記事へ

これからも、社会に新たな価値を提供していくために

産業用としてはもちろん、美しく魅力的な素材としてガラスは幅広い用途に利用されています。その中で、新しい用途を切り拓いたのが見えないガラス®です。すでに、高級宝飾店や医療の分野、美術品の保護カバーなどへの採用が始まっているほか、スマートフォンやタブレットのタッチパネルへの展開など、その用途の開拓を進めています。日本電気硝子は、これからも見えないガラス®のような、アッと驚く新たな価値あるガラスの開発に努め、暮らしや芸術、医療や産業に至るまで幅広く寄与していきます。

見えないガラス® 製品情報