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G-Leaf®が、COMEDD at Fraunhofer FEP(ドイツ)が開発中の「フレキシブルガラスのロールtoロールによる有機EL照明製造プロセス」に採用

当社の超薄板ガラス G-Leaf®が、欧州最大の応用研究機関・Fraunhofer(フラウンホーファー)研究機構の傘下の研究所であるCOMEDD at Fraunhofer FEP(※1)が開発中の「フレキシブルガラス基板を用いたロールtoロールによる有機EL照明の製造プロセス」に基板材料として採用されました。先頃、その開発成果が、同研究所により国際見本市・会議「LOPE – C 2014」(※2)において発表されました。

ガラス材料を用いた部品製造の分野において、板ガラスのロールtoロールプロセスは極めて画期的な生産技術であり、当社は、同プロセスによる大幅な生産性向上の可能性をアピールしつつ、G-Leaf®のロール巻き技術の開発を進めてきました。COMEDD at Fraunhofer FEPの開発成果によって、フレキシブルガラスを用いたロールtoロールによる有機EL照明の量産化が、実現に向け一歩前進しました。今後、さらなる技術の進展により、当該量産プロセスが確立され、近い将来G-Leaf®が有機EL照明用の基板として大いに活用されることが期待されます。

(※1)Fraunhofer Institute for Electron Beam, Plasma Technology and COMEDD FEP
(※2)Large-area, Organic-Printed Electronics Convention (2014/5/27~28 於、ミュンヘン)

Fraunhofer FEPニュースリリース:
http://www.comedd.fraunhofer.de/ja/news/press/2014/2014-05-09.html

超薄板ガラス解説(日本電気硝子ホームページ):
https://www.neg.co.jp/rd/topics/product-g-leaf/

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