研究開発担当役員メッセージ

ガラスの無限の可能性を追求し、
新たなイノベーションを拓いていきます

研究開発本部長 角見 昌昭

研究開発担当役員

当社が探求するガラスは、他の素材に比べても未だ多くの謎を有した素材であり無限の可能性を秘めています。研究開発本部では実験科学的、計算科学的な手法を用いてこの謎を解き明かすことで、これまでにない新たなガラスを生み出し続けています。

また、ガラスは非常に繊細な素材でもあり、百万分の一レベルの不純物、百万分の一ミリレベルの構造の変化がその性質に影響を与えることから、精緻な評価解析技術を磨き続ける必要があります。

当社の研究開発の強みは、基礎研究からガラス設計技術、評価解析技術を一貫して手掛けることで、社会や顧客が求めるガラスをいち早く提供できることにあります。

当社の企業理念体系には「文明の産物を手掛ける」という言葉がありますが、これは社会がこれから進んでいく方向に課題をおき解決するためのソリューションを提供するという意味となります。

ますます高度化高速化する未来において、優れたガラス素材を開発するだけではその体現は難しく、特長的なデバイスやビジネスモデルなど、より完成度を高めた具体的な提案を行っていく必要があると考えています。

研究開発本部は、ガラスの無限の可能性を追求することにより、新たなイノベーションを拓いていく組織へ進化していきたいと考えています。

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