環境マネジメント体制

環境会議は3か月ごとに開催しています。環境担当役員が議長となり、社長以下、役付執行役員、事業部および主要な製造グループ会社の代表者が出席しています。会議では、気候変動を始めとするさまざまな環境課題への対応や環境保全活動の水平展開など、当社グループ全体の環境活動の審議を行う場となっています。

当社は、2015年度に改定された国際規格ISO14001:2015について、2017年8月に登録を更新し、2024年度には定期審査を予定しています。認証を通じPDCA（Plan・Do・Check・Action）サイクルを回して、環境パフォーマンスの改善を進めていきます。

2023年度は日本国内全事業場で46件の目標を設定し、43件達成しました。2024年度は43件の目標を掲げ、CO₂やエネルギー、資源の削減に関連付けた喫緊の課題・中核業務に直結した環境パフォーマンスの向上に取り組んでいます。

当社で働く従業員を環境活動のための重要な資源と捉え、全ての従業員に対して各種の環境管理教育訓練を実施しています。国内事業場における内部監査員と順守義務・順守評価者の力量向上が重要と考え、その任を担う従業員への教育に力を入れています。

2023年度は当年に内部監査を担当する内部監査員にスキルアップ教育を実施しました。また新たな内部監査員を養成する目的で41名に対する教育を実施しました。