暮らしの中のNEG
当社の特殊ガラスは、街の中から社会インフラ、オフィス、自宅、自動車、身の回りの電子機器までさまざまな場所で社会の発展を支えています。
街で
変形しにくさを表わす高い弾性率を持つガラスファイバが、再生可能エネルギーの象徴 といえる風力発電の大型ブレードの強化に使用されています。
独自の薄膜技術によって髪の毛の何万分の1ほどの薄い反射防止膜をガラス両面に何層も均一に成膜し、光の反射を極限まで抑えた”見えないガラス®”は、絵画のカバーガラスに適しています。
原子力関連施設の操作窓として、放射線を遮蔽する高鉛ガラスが活躍しています。
耐アルカリ性、耐酸性に優れた耐アルカリガラスファイバWizARG™は、ガラス繊維補強コンクリート(GRC)や珪酸カルシウム製品などの補強材や、モルタルやコンクリートのひび割れ抑制材として、建築・土木分野で幅広く使用されています。
結晶化ガラスならではの深みと艶やかなテクスチュアと優れた耐候性と耐久性を合わせ持つネオパリエが商業店舗の内外装を華やかに装います。
CT検査や血管撮影検査、PET診療などで用いられる放射線から医療従事者を防護するとともに、高い透視性により正確で迅速な診断に寄与する高機能ガラスが医療現場の声に応えています。
断熱性を有する屋根や床材にガラスファイバが使用されています。
熱衝撃に強い超耐熱結晶化ガラスの間に特殊樹脂を挟み込むことで、人・物の衝突や地震で破損してもガラス片の飛散・脱落の心配がほとんどない特定防火設備用ガラス。アクティブに体を動かす生徒たちを守ります。
特殊ガラスを用いたレンズアンテナが、バスの自動運転・隊列走行に必要な安定した高速・大容量の移動通信を可能にします。
火災時の高温、そして消火活動時の放水による急冷に破壊しない防火ガラスです。
正極・負極・固体電解質が安定した酸化物で構成され独自の結晶化ガラス技術により一体化、過酷な環境で作動し、発⽕や有毒ガス発生のリスクがない革新的な全固体電池は、定置型蓄電池システムや家庭用蓄電池などへの展開が期待されます。
通信網で
安定した高速の光通信を実現するため、光トランシーバー用のレンズ部品やマイクロプリズム、マイクロレンズアレイ、光コネクタ用のガラスフェルールや光ファイバ接続用のマイクロキャピラリーなど、多種多様な光通信用ガラスが活躍しています。
人工衛星ソーラーパネルに用いられた超薄板カバーガラスが、宇宙空間の紫外線による太陽電池の部材劣化低減や太陽電池自体の軽量化を実現します。
長期的に海底ケーブルの高い信頼性を確保するための光フィルター(FBG)が熱膨張により寸法が変化し特性に影響が生じることを防ぐため、CERSATのマイナス膨張がそれを打消し、安定した波長特性を実現します。
データセンター・通信機器用局舎で
安定した高速の光通信を実現するため、光トランシーバー用のレンズ部品やマイクロプリズム、マイクロレンズアレイ、光コネクタ用のガラスフェルールや光ファイバ接続用のマイクロキャピラリーなど、多種多様な光通信用ガラスが活躍しています。
ガラスコア基板の特性と、セラミックスが持つ変形やクラックに強い特性を合わせ持つGCコア™は、データセンター需要や生成AI普及の拡大に伴う半導体の一層の高性能化や消費電力低減に貢献します。
また半導体の製造工程では、幅広い熱膨張率バリエーションを持ち、平坦度の高い半導体サポートガラスが使用されています。
オフィスで
ガラスに高機能・高付加価値を与える薄膜技術によって、タッチパネルディスプレイに様々な機能(透明電極や指紋付着防止、反射防止など)を付与できます。
オーバーフロー法により成形された非常に平滑で、高い表面品位を持つ基板ガラスが、PCモニターの高精細化に貢献します。
Dinorex UTG® は、フォルダブルディスプレイのカバーガラス用に開発された化学強化専用超薄板ガラスです。高い表面平滑性と板厚の均一性により曲げ特性に優れ、信頼性の高いフォルダブルディスプレイの実現に貢献します。
安全を見守る監視カメラには、暗いところでも明るく鮮明な画像を得られる遠赤外線透過ガラスや、イメージセンサーに光信号を正しく伝え、外部の影響からイメージセンサーを守るカバーガラスが活躍します。
デジタルカメラの「電子の目」イメージセンサー。画像や映像の画質を左右する心臓部の性能を最大限に発揮させるため、高品位なカバーガラスが機能します。
可視光を反射させ、熱線を透過させるコールドミラー処理を施した超耐熱結晶化ガラスが、プロジェクターランプのリフレクターに用いられています。
家で
優れた耐熱衝撃強度や機械的強度を持つ超耐熱結晶化ガラスが、ストーブや暖炉の窓に使用されています。
広い視野角を得るための高い屈折率と明るい映像を得るための高い透過率を備えたガラスがARやMRゴーグルの性能向上に貢献します。
透明なガラス表面に様々な風合い・デザインを膜付けする技術が、冷蔵庫のガラスドアに採用され、キッチン空間を演出しています。
800℃に加熱後、冷水をかけても割れない耐熱衝撃性と反復加熱への耐性を有し、豊富なカラーバリエーションを持つStellaShine®(ステラシャイン)は、IHやガス調理器のトッププレートに使用されています。
大型化や薄型化、高精細化など、ますます進化を続ける有機ELや液晶ディスプレイを高品位な基板ガラスが支えています。
モビリティに
短く切断されたEガラスファイバを均一な厚さの不織布に加工したチョップドストランドマットが天井材に使用され、車体の強度向上と軽量化に寄与しています。
青色LEDの光を白色に変換するルミファス®は、耐熱性・耐水性・耐光性に優れ、自動車のLEDヘッドライトのハイパワーな発光を実現します。
短く切断されたEガラスファイバと高機能樹脂が複合された強化プラスチックは、高い強度と耐熱性や寸法安定性を実現し、また複雑な形状も一体成形できるため、金属に代わり、エンジンの吸気管などの基幹部品に使用されています。
夜間でも明るく鮮明な画像を得られる遠赤外線透過ガラスや、人や障害物と車との距離を認識するセンサーに用いるバンドパスフィルターなどが、自動運転や安全運転支援システムに貢献します。
化学強化専用ガラスDinorex®に、化学強化処理や加飾印刷、光学薄膜処理を施したもので、車載ディスプレイの表面保護カバーに使用されます。
化学強化専用超薄板ガラスDinorex UTG®を3D加工したガラス振動板を用いたスピーカーが、美しい音色を奏でます。