多様性の尊重
多様な人材の確保と活躍できる環境づくりに取り組みます。
多様な人材の採用
人材は会社の成長基盤と考え、性別、年齢、国籍などにとらわれず、多様な人材を採用しています。また、新卒採用人数の拡大に加え新たな採用手法を導入するなど積極的な採用活動を行っています。具体的には、高い専門性を持つ人材のキャリア採用や研究者のつながりを通じた採用、リファラル採用による地域に根差した人材の獲得などを行ってきました。さらに、一度退職した従業員の再入社の窓口を新たに設けるなど、人材流動化が加速する中においても、幅広い入り口で多様な人材確保につなげます。
当社は障害者の雇用にも積極的に取り組んでいます。1980年に全国で6番目となる障害者雇用促進のための特例子会社を設立しました。これまで障害者雇用率は法定雇用率2.5%を大幅に上回る4.6%を目標に取り組み、正社員として採用してきました。今後も継続して障害者雇用の推進を図ります。
多様な人材が活躍できる環境づくり
従来から注力する障害者雇用に加え、女性や高齢者、外国人、LGBTQ等、多様な考え方や背景を尊重しつつ、個々人がいきいきと働くことができる職場環境を目指しています。
環境整備の例
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障害者:バリアフリー設備(スロープ、トイレ、エレベータ)、障害者の職域拡大
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女性:次世代育成支援(プラチナくるみん)、社内制度の整備、女性従業員の意見交換活動
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高齢者:再雇用者の給与水準の段階的引き上げ、職務に応じた処遇制度の設定
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外国人:会社制度理解のフォロー、外国人従業員向け研修の整備、日本語教育、メンター制度
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LGBTQ:人権研修での啓発活動、ジェンダーレスの取り組み(作業服、更衣室、トイレ)
障害者雇用
当社グループの障害者雇用促進のための特例子会社である電気硝子ユニバーサポート(https://www.us-neg.com/)は、若者の採用・育成に積極的かつ雇用管理の状況も優良であるとして、特例子会社としては全国2番目の早さで、2018年度にユースエール企業に認定されました。これまで、障害者雇用率は法定雇用率2.5%(2024年4月以降)を大幅に上回る4.6%を目標に取り組んできました。2023年12月末時点の雇用率は4.1%で、障害者の定年退職等により前年より若干下がりました。今後も継続して障害者雇用の推進を図ります。
障害者雇用、法定雇用率の2倍を目指す
電気硝子ユニバーサポート株式会社の取り組みについて詳しく知りたい方はこちら
高齢者人材の活用
少子高齢化が進む中、高齢者人材の活用は今後ますます重要となります。当社では高齢者人材の給与水準を段階的に引き上げるとともに、職務の大きさや評価が反映される処遇制度を整備してきました。意欲・能力ある高齢者の方にさらに活躍いただき、また、次の世代への円滑なバトンタッチを進めていきます。
海外にルーツを持つ従業員への活躍支援
年々増加する海外にルーツを持つ従業員への支援として、会社制度理解のフォローに加え、日本語教育やメンター制度など職場コミュニケーションがスムーズに行える支援を適宜行っています。このような中、2019年10月には外国籍従業員から初の管理職登用を行い、以後も継続して管理職への登用を行っています。また、2023年1月には海外子会社の外国籍従業員から初の本社執行役員を選任しました。今後もさまざまなバックグラウンドを持った従業員が活躍できる環境づくりに力を注ぐとともに、多様な文化を尊重しながらシナジーの発現に力を入れていきます。
キャリア採用
人材基盤強化のため、当社では積極的にキャリア(経験者)人材の採用を進めています。
新卒採用を中心とした次世代を担う優秀人材の確保に加えて、キャリア採用においては、高い専門性やプロ意識を兼ね備えた人材確保を促進し、多様な人材が力を発揮しています。さらなる事業の拡大に向けて中核を担える人材を中心に、今後もさまざまな経験や能力を持った、多様な人材の確保に努めていきます。