2017年10月2日
会社情報

旧藤沢事業場の環境改善工事のお知らせ

当社藤沢事業場の閉鎖、施設等の撤去に伴い、今般、当該跡地の土壌及び地下水の調査を行った結果、これらの一部において土壌汚染対策法に規定される基準に適合しない値が確認されました。

このため、土壌汚染対策法及び神奈川県生活環境の保全等に関する条例の規定に則り、藤沢市へ本調査結果の報告と環境改善工事計画の説明を実施いたしました。併せて、藤沢市ご指導のもと、当該跡地の環境改善工事を進めてまいりますので、下記のとおりお知らせいたします。

  • 対象地
    神奈川県藤沢市鵠沼神明三丁目7-6(藤沢事業場跡地)
  • 土壌・地下水調査結果
    藤沢市のご指導のもと、土壌汚染対策法及び神奈川県生活環境の保全等に関する条例の規定に則り、特定有害物質全26物質及びダイオキシン類について調査したところ、土壌及び地下水の一部について以下の基準不適合が確認されました。
  • 土壌
  • 溶出量:土壌に水を加えた場合に溶け出す物質の量
  • 含有量:土壌に含まれる物質の量
  • 1区画は100㎡(10m×10m)
  • 地下水
  • 原因
    基準不適合に至った原因は不明ですが、藤沢事業場を開設した1959年以降、各種ガラス製品を製造し、その原料としてほう素と鉛を、添加剤として砒素とふっ素を使用しておりました。
  • 工事概要
    基準不適合土壌は掘削撤去し、外部の土壌処理施設にて適切に処理いたします。掘削部分については清浄な土壌で埋め戻しいたします。基準不適合地下水は場内に設ける水処理プラントを用いて排除基準に適合させてから公共下水道へ排出します。また、並行して建屋基礎、外構、塀、防音壁の解体工事を行います。
  • 工事期間
    2017年11月~2019年7月(予定)

以上
日本電気硝子株式会社