光ファイバー用カプラーケース・カバーガラス:ネオセラム N-0、N-11
石英系光ファイバーとのマッチングがよい
温度による寸法変化(熱膨張)が石英ガラス級の結晶化ガラスで、透明なN-0と白色のN-11の2種類があります。ネオセラムを精密加工した製品が光ファイバー用のカプラーケースやカバーガラスとして使われています。
特長
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石英系光ファイバーとのαマッチングがよい
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高い寸法精度
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硬度が高く、耐久性に優れている(耐水、耐候、耐振)
特性
特性/ ガラスコード | N-0 | N-11 | ||
熱膨張係数 | 30~380℃ | ×10-7/K | -1 | 10 |
30~380℃ | ×10-7/K | 1 | 13 | |
耐熱温度(短期)* | ℃ | 800 | 900 | |
屈折率(nd) | 1.54 | ー | ||
密度 | ×103kg/m3 | 2.5 | 2.5 | |
曲げ強度 | JIS R1601 | MPa | 170 | 220 |
ビッカース硬度 | Hv (0.2) | 700 | 800 | |
ヤング率 | GPa | 94 | 86 | |
耐酸性 | 5%HCl, 90%, 24hrs. | mg/cm2 | 0.05 | 0.1 |
耐アルカリ性 | 5%Na2CO3, 90℃, 24hrs. | mg/cm2 | 0.3 | 0.8 |
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耐熱温度(短期):100×300×3.8mm厚の試料を支点間距離280mmで、24時間の連続加熱で自重により1mmのたわみが生じる温度。