2025年11月11日
製品情報

防火ガラス「ファイアライト®」がEPD(環境製品宣言)を
取得

環境影響の「見える化」で、持続可能な建築の実現に貢献

日本電気硝子株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:岸本 暁、以下NEG)は、製造・販売する防火ガラス「ファイアライト®※1」が、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)の環境ラベルプログラム「SuMPO EPD」※2を取得したことをお知らせします。
EPD(Environmental Product Declaration)は、製品ライフサイクルの環境影響(CO2排出量をはじめとする製品の環境負荷)を定量的に算出し、第三者検証に合格することで取得・開示する国際的な環境ラベルです。今回の取得により、「ファイアライト®」を用いた建築物では、原料調達から工場出荷までの環境負荷を把握できるようになり、環境負荷の少ない建材を選択したいというニーズに応えることが可能になります。

SuMPO EPDのロゴ

ガラス建材に環境ラベルを求める動きは、北米を中心に広がっています。北米で「ファイアライト®」の販売を担う当社の長年のパートナーであるTechnical Glass Products(TGP、アレジオン傘下)は、以下のようにコメントしています。
「今回、NEGによる『ファイアライト®』のEPD取得は、TGPにとっても大きな節目となる重要な取り組みです。『ファイアライト®』は、防火性能とデザイン性を兼ね備えた製品として、多くのお客様から高い評価を得てきました。EPD取得により、その環境影響がより明確かつ透明に示されたことは、関係者の皆様にとって大きな判断材料となると確信しています。」(TGP ジェネラルマネージャー デビン・ボウマン氏)

ファイアライト®を使用したオフィス(TGP提供)
ファイアライト®を使用したオフィス(TGP提供)

NEGは今後も、ガラス建材分野で、第三者認証や検証を通じて環境情報の透明性を高め、サステナビリティの推進と持続可能な社会の実現に貢献していきます。

※1ファイアライト®JR-BW-25001E(https://ecoleaf-label.jp/epd/2210) およびファイアライトプラス®JR-BW-25002E(https://ecoleaf-label.jp/epd/2211)
※2 SuMPO環境ラベルプログラム|一般社団法人サステナブル経営推進機構 (https://ecoleaf-label.jp/)

防火ガラス「ファイアライト®」について

「ファイアライト®」は、特殊な結晶化ガラス技術を用いて製造された高性能防火ガラスです。火災時の延焼防止に優れた耐熱性能を持ちつつ、高い透明性を備えており、採光性や意匠性を損なうことなく、人命や財産の保護に貢献します。

EPD(環境製品宣言)について

EPDは、ISO14025に準拠する国際的な環境ラベルプログラムで、ライフサイクルアセスメント(LCA)手法を用いて製品の環境負荷を定量的に示すものです。環境配慮型製品の選定を支援し、サステナブルな設計・調達の促進を目的としています。

ファイアライト® 製品ページ

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