防火ガラス:ファイアライト®
特長
●とにかく熱衝撃に強い
ファイアライト®は熱膨張がほぼゼロの耐熱結晶化ガラスなので、800℃もの高熱に耐え、その直後に水をかけても割れないほど熱衝撃に強い唯一の防火ガラスです。
●網なしで視界すっきり
通常の窓ガラスとほぼ同等のクリアな視界。防火区画をファイアライト®で区画すれば、明るく開放的な室内空間を実現します。
●自然破損のおそれがない
耐熱強化ガラスには、外力が加わっていないにもかかわらず不意に破損する問題がありますが、ファイアライト®はその心配のないガラスです。
●切断加工可能
耐熱強化ガラスは切断や加工が非常に難しく、破損するリスクが高いです。しかし、ファイアライト®はそのような心配がなく、切断が容易です。
施工例
サイズ
大型サイズの透明な防火設備で「快適&安心」空間を。
最大ガラスサイズ : 1,219×2,438mm (厚さ:3mm) / 1,586×3,033mm (厚さ:4mm、5mm) / 1,219×3,000mm (厚さ:8mm)
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ガラスの製作最大サイズです。認定サイズはファイアライト別冊カタログの各社認定一覧を参照ください。
特性
特性 | ファイアライト® | フロートガラス | ||
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可視光線透過率 | 5mm厚 | % | 87 | 89 |
8mm厚 | % | 85 | 88 | |
熱膨張係数 | 30~750゜C | ×10-6/K | -0.3 | 8.5 |
比熱 | 25℃ | J/kg・K | 710 | 753 |
熱伝導率 | 25℃ | W/m・K | 1.6 | 1 |
比重 | 約2.5 | 約2.5 | ||
ヤング率 | GPa | 88 | 72 | |
ポアソン比 | 0.24 | 0.23 | ||
モース硬度 | 700 | 650 |
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上記の数値は保証値ではありません。
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フロートガラスのデータは代表的な参考値です。
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フロートガラスの熱膨張係数は、30~350℃のものです。
透過率曲線
ファイアライト®の透過率は、フロートガラスとほとんど変わりません。5mm厚のファイアライト®は可視光透過率が87%という、透明度の高いガラスです。
米国UL規格試験
米国を代表する安全規格であるUL規格では、防火戸の試験として、消火作業時の安全面を考慮し、加熱試験に加えて加熱直後に放水試験を行い、消火作業中においても防火戸として著しい欠陥が起こらないことを確認することが義務づけられています。自主試験を行った結果、ファイアライト®はこの厳しいUL規格に適合することが確認されました。