防火ガラス:ファイアライト®

開放感と安心感をもたらす新しい窓を提案する、防火ガラス「ファイアライト®」

熱膨張係数がほぼゼロのため、800℃に熱して冷水をかけても割れないほど熱衝撃に強い超耐熱結晶化ガラスから成るファイアライト®。火災時の高熱、そして消火活動時の放水による急冷に破壊しない、唯一の特定防火設備・防火設備用ガラスです。東京消防庁の火災実験にも採用され、アメリカのUL規格に適合するなど、その高い防火性能が実証されています。

特長

●とにかく熱衝撃に強い
ファイライトに火炎と水を接触

ファイアライト®は熱膨張がほぼゼロの耐熱結晶化ガラスなので、800℃もの高熱に耐え、その直後に水をかけても割れないほど熱衝撃に強い唯一の防火ガラスです。

●網なしで視界すっきり
網入りガラスとファイライトの風景の見え方の比較

通常の窓ガラスとほぼ同等のクリアな視界。防火区画をファイアライト®で区画すれば、明るく開放的な室内空間を実現します。

●自然破損のおそれがない
耐熱強化ガラスの割れ方

耐熱強化ガラスには、外力が加わっていないにもかかわらず不意に破損する問題がありますが、ファイアライト®はその心配のないガラスです。

●切断加工可能
ガラスカッターによるガラス切断

耐熱強化ガラスは切断や加工が非常に難しく、破損するリスクが高いです。しかし、ファイアライト®はそのような心配がなく、切断が容易です。

施工例

ファイライトの施工例:アパートメント縁
ファイライト®の施工例:渋谷区子育てネウボラ。ファイライト®の窓が開放的な空間を実現
ファイライトの施工例:レーベン横浜山手 ONE WARD COURT

サイズ

ファイライトの施工例:カンデオホテルズ 熊本新市街。レストランからの眺めを、大型のファイアライトがより鮮明にします。
大型サイズの透明な防火設備で「快適&安心」空間を。

最大ガラスサイズ : 1,219×2,438mm (厚さ:3mm) / 1,586×3,033mm (厚さ:4mm、5mm) / 1,219×3,000mm (厚さ:8mm)

  • ガラスの製作最大サイズです。認定サイズはファイアライト別冊カタログの各社認定一覧を参照ください。

特性

特性  ファイアライト® フロートガラス
可視光線透過率 5mm厚 % 87 89
8mm厚 % 85 88
熱膨張係数 30~750゜C ×10-6/K -0.3 8.5
比熱 25℃ J/kg・K 710 753
熱伝導率 25℃ W/m・K 1.6 1
比重 約2.5 約2.5
ヤング率 GPa 88 72
ポアソン比 0.24 0.23
モース硬度 700 650
  • 上記の数値は保証値ではありません。
  • フロートガラスのデータは代表的な参考値です。
  • フロートガラスの熱膨張係数は、30~350℃のものです。

透過率曲線

ファイアライト®の透過率は、フロートガラスとほとんど変わりません。5mm厚のファイアライト®は可視光透過率が87%という、透明度の高いガラスです。

米国UL規格試験

米国を代表する安全規格であるUL規格では、防火戸の試験として、消火作業時の安全面を考慮し、加熱試験に加えて加熱直後に放水試験を行い、消火作業中においても防火戸として著しい欠陥が起こらないことを確認することが義務づけられています。自主試験を行った結果、ファイアライト®はこの厳しいUL規格に適合することが確認されました。

製品の詳細については、下記よりお問い合わせください。

関連製品

同じ条件の製品を探す