Eガラスファイバ
樹脂に高付加価値をもたらすEガラスファイバ
Eガラスファイバは、樹脂と組み合わせることで樹脂の強度、耐熱性、硬度、寸法安定性などを向上させます。
これにより、自動車部品や住設機器をはじめ幅広い分野で活躍しています。
また、ガラスの持つ電気絶縁性により、エレクトロニクス機器の小型化や薄型化などの進化に役立っています。
形状
用途例
自動車はもともと多くの金属部品で構成されていましたが、現在は生産工程の簡素化や燃費、安全、環境性能の向上要求が高まり、より軽い樹脂を使ったモジュール化が進んでいます。
ではなぜ、樹脂が強度のある金属にとって代わることができたのでしょうか。その秘密がガラスファイバです。軽い樹脂にガラスファイバを強化材として混合することで、高機能性を実現したのです。
また、樹脂は射出成形により複雑な形状の部品でも効率的に生産することができ、今では屋根やドアといった内装部品のほか、エンジンマウントや吸気管など随所に使用され、燃費の向上や生産工程の簡素化による省コストに貢献しています。