ガラスファイバ

樹脂やコンクリートなどに添加することで機能を発揮する複合材料です。モビリティから社会インフラまで幅広く使用されています。

ガラスファイバ事業の生産拠点・販売拠点

GFグローバルマップ

製品一覧

Eガラスファイバ

樹脂の補強材として自動車部品や電子機器などに幅広く使用されています。

Eガラスファイバ

Eガラスファイバは、樹脂と組み合わせることで樹脂の強度、耐熱性、硬度、寸法安定性などを向上させます。
これにより、自動車部品や住設機器をはじめ幅広い分野で活躍しています。
また、ガラスの持つ電気絶縁性により、エレクトロニクス機器の小型化や薄型化などの進化に役立っています。

Eガラスファイバ:チョップドストランド

数千本のEガラスファイバを束ね、所定の長さに切断したチョップドストランドは、それぞれ高機能樹脂の強度・物性を高めるために、独自の表面処理剤でコーティングされています。所定の配合比率で高機能樹脂と複合され、FRP、FRTP製品として、自動車部品や、電子機器などに世界中に幅広く使用されています。

Eガラスファイバ:ロービング

Eガラスファイバを引き揃えたロービングは、住設機器、自動車部品、合成木材をはじめ、多種多様なFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製品に使用されます。不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などの熱硬化性樹脂や、ポリプロピレン樹脂やナイロン樹脂などの熱可塑性樹脂補強用に使用されています。

Eガラスファイバ:マット

Eガラスファイバをカットし、均一な厚みに分散させ、粉末の集束剤を用いて不織布となったチョップドストランドマットは、適度な硬さと均一な強度分布により、主に低目付を中心に自動車天井材用途に使用されています。

Eガラスファイバ:産業資材用ヤーン

Eガラスファイバに撚りをかけたヤーンは、クロス、ネット、テープ、組紐などに加工されます。主に、土木建設用途の産業資材の基本構成材として幅広く使用されています。また、単糸を複数本数撚り合わせた合撚糸の加工性も優れており、最終製品の機能向上に貢献します。

Eガラスファイバ:ミルドファイバ

Eガラスファイバを長さ数十~数百μmに磨り潰したミルドファイバは、表面外観、寸法安定性を保ちつつ、強度向上に効果を発揮します。主にポリカーボネート樹脂や、液晶ポリマーなどの熱可塑性樹脂や、熱硬化樹脂のBMC成形に用いられます。

Eガラスファイバ:ウェットチョップ

Eガラスファイバを短く切断したペーパーチョップは水媒体中に分散させ、不織布とした後、各種樹脂を含浸後、成型され、建築材料やプリント配線基板などに使用されています。水媒体中で短時間で分散し、かつ再凝集しにくいので、均一な分散状態を長時間保てることが特徴です。

耐アルカリガラスファイバ:WizARG™

コンクリート、ケイ酸カルシウムの補強材として建築・土木分野で幅広く使用されています

耐アルカリガラスファイバ:WizARG™

ガラス成分に高濃度のジルコニアを含んだ耐アルカリ性、耐酸性に優れたガラス繊維です。ガラス繊維補強コンクリート(GRC)、珪酸カルシウム製品などの補強材、モルタルやコンクリートのひび割れ抑制材として使用されています。

耐アルカリガラスファイバ WizARG™:チョップドストランド

50~200本のガラスフィラメント(単繊維)を集束させたストランドをさまざまな長さに切断した製品です。繊維補強コンクリート(GRC)や珪酸カルシウム製品などの補強材、モルタルやコンクリートのひび割れ抑制材として使用されています。

耐アルカリガラスファイバ WizARG™:ロービング

100~200本のガラスフィラメント(単繊維)を集束させたストランドを数十本合わせ、円筒状に巻き取った製品です。繊維補強コンクリート(GRC)の製造におけるハンドスプレー法や量産成型設備で使用されます。面積の大きな外壁材や平板などの成形に適し、建築・土木分野で幅広く使用されています。

耐アルカリガラスファイバ WizARG™:ネット

ストランド(ヤーン、ロービング)を網目状に織り上げた製品です。左官仕上げのモルタル、コンクリート製品・繊維補強コンクリート(GRC)の補強やひび割れ抑制、剥落防止として使用されています。

耐アルカリガラスファイバ WizARG™:ミルドファイバ

繊維径十数μmの耐アルカリガラスファイバを長さ数十~数百μmに磨り潰したミルドファイバです。高い耐アルカリ性と耐熱性が要求される特殊塗料などに適用され、粘度調性材として使用されています。

Eガラス:フラットガラスファイバ INNOFIBER®

扁平型のファイバを用いたマテリアルリサイクルに優れた環境配慮型のガラスファイバです。