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ガラスレベラー

ガラス融液のレベル管理、品質向上の鍵

ガラスを溶かして生産する際、融液のレベル管理は品質に大きな影響を与えます。当社のレベラーは、非接触のレーダー式、プルーフ式、気泡式などの種類があり、ガラスの組成や窯の構造に最適な融液レベルの測定方法を提供します。これにより、安定した生産と高品質な製品を実現します。

ラインナップ

プルーブ式レベラー

測定原理

  • ガラス融液とプルーブ間に電圧をかけておき、プルーブを上下動させガラス融液に触れたとき 抵抗が下がることを利用してメタルラインを確定します。

特長

  • 高い信頼性
  • 高温環境でも安定した測定が可能です。

気泡式レベラー

測定原理

  • ガラス融液中に差し込んだノズルの先か泡が発生させ、泡が切り離されるときの差圧(対大気圧)を測定します。融液深さによって差圧が変動することを利用してレベルを測定します。

特長

  • 高気密
  • 駆動部がなく、炉内の密閉が容易です。

レーダー式レベラー

測定原理

  • 送信波と反射波の干渉によって形成される定在波の変化を解析することで、反射面までの距離を算出します。

特長

  • 広い測定レンジ
  • 炉底付近の低液位から通常の溶融レベルまで広範囲にわたって測定が可能です。
  • 非接触測定
  • 高温のガラス融液と接触しないため、接触部の素材選定や定期交換が不要です。

各レベラーの比較と設置場所

  溶融ガラスの
表面状態
測定精度 設置個所の密閉度 ガラス融液との
接触
設置場所 想定使用箇所
プルーブ式レベラー ミラー面
(泡層、バッチ層不可)
+0.1mm × サイド、上部 溶解槽、清澄槽、フィーダー
気泡式レベラー ミラー面不要 +0.1mm サイド、上部 溶解槽、清澄槽、フィーダー
レーダー式レベラー ミラー面
(泡層、バッチ層不可)
+0.1mm なし 上部 フィーダー

アプリケーション

  • 板ガラス製造
  • ガラスびん・ガラス容器製造
  • ガラス繊維製造
  • 特殊ガラス製造

製品の詳細については、下記よりお問い合わせください。

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