人材採用と環境整備

多様性人材採用と環境整備

従来から注力する障害者雇用に加え、多様な考え方や背景を尊重しつつ、個々人がいきいきと働くことができる職場環境を目指しています。

従来から注力する障害者雇用に加え、多様な考え方や背景を尊重しつつ、個々人がいきいきと働くことができる職場環境を目指しています。

人材の定着・活躍推進の取り組み

多様な働き方と業務効率化の推進

在宅勤務・フレックス等の多様な働き方の拡大、5連休や定時退社日の実施、育児・介護の両立支援、働き方改革推進セミナーの開催等、多岐にわたる内容を実施し、時間外労働の削減や有給休暇の取得増を実現しました。生まれた成果は一時金の支給や福利厚生の充実、IT投資などの形で従業員に還元しています。今後も取り組みを見直しながら改善を進めていきます。

次世代育成支援・女性活躍推進

当社は2019年2月の「次世代育成支援対策推進法」に基づく“プラチナくるみん”を取得以降も、次世代育成に向けた取り組みを継続しています。

また、「女性力活性化プロジェクト」を通じ、女性の活躍をテーマとした意見交換や他企業との交流会を実施するなど、管理職を含む女性リーダー(※)の育成にも力を入れています。

2022年の新卒総合職の女性採用比率は33.3%で、採用時点で女性従業員の一定数確保を図っています。全従業員に占める女性従業員比率は9%、女性管理職比率は1%となっていますが、女性従業員に占める女性リーダーの比率は12.9%と上昇してきており、将来の女性管理職候補となる人材が増加してきています。なお、今後の目標として、新卒総合職の女性採用比率は25%以上を継続指標とし、女性管理職については2028年までに2022年の2倍を目指しています。
※女性リーダー…部下を持ち、実質的に指導する立場にある女性従業員

プラチナくるみん 子育てサポートしています

高齢者人材の活用

少子高齢化が進む中、高齢者人材の活用は今後ますます重要となります。当社では高齢者人材の給与水準を段階的に引き上げるとともに、職務の大きさや評価が反映される処遇制度を整備してきました。意欲・能力ある高齢者の方にさらに活躍いただき、また、次の世代への円滑なバトンタッチを進めていきます。

海外にルーツを持つ従業員の活躍推進

年々増加する海外にルーツを持つ従業員への支援として、会社制度理解のフォローに加え、日本語教育やメンター制度など職場コミュニケーションがスムーズに行える支援を適宜行っています。このような中、2019年10月には外国籍従業員から初の管理職登用を行い、以後も継続して管理職への登用を行っています。また、2023年1月には海外子会社の外国籍従業員から初の本社執行役員を選任しました。今後もさまざまなバックグラウンドを持った従業員が活躍できる環境づくりに力を注ぐとともに、多様な文化を尊重しながらシナジーの発現に力を入れていきます。

キャリア人材

人材基盤強化のため、当社では積極的にキャリア(経験者)人材の採用を進めています。新卒採用を中心とした次世代を担う優秀人材の確保に加えて、キャリア採用においては、高い専門性やプロ意識を兼ね備えた人材確保を促進し、多様な人材が力を発揮しています。さらなる事業の拡大に向けて中核を担える人材を中心に、今後もさまざまな経験や能力を持った、多様な人材の確保に努めています。

労働安全衛生と健康経営

当社では、社長と労働組合委員長をメンバーに入れた全社安全衛生委員会を毎年開催し、全社の安全衛生活動や健康経営について、活動方針や達成目標を策定の上、経営会議で承認を受け、全社に展開しています。

労働安全衛生

企業行動規範において「安全衛生に関する法令及び会社が定めたルールを遵守し、安全第一で業務に取り組みます。」と定めています。加えて、全社安全衛生活動方針では、働く全ての人が安全第一を実践し、安全で健康に働ける職場づくりや、事業場全体のあらゆる作業についてリスクを把握して対策を徹底し、PDCAサイクルに基づいた継続的な改善を図ることを掲げ、各地区の安全衛生委員会や安全衛生推進委員会、災害防止協議会等の委員を中心とし、さまざまな安全衛生活動に取り組んでいます。

健康経営

「健康経営の考えに基づき、一人ひとりの心身の健康の維持・増進に取り組む」を活動方針とし、いきいきと働くことができる職場づくり、企業全体の生産性・創造性の向上を目指しています。心身の健康づくりのためにKPIを設定し、KPIを達成するために、各地区で健康増進のための活動や研修等を展開しています。2023年度からは、健康経営推進委員会を立ち上げ、全地区共通取り組み事項の決定など、健康経営に関わる取り組みを議論しています。