トップメッセージ

よりよい社会の実現に向けて

代表取締役 社長 岸本 暁

写真:岸本 暁

当社グループは、1970年代初頭における公害問題を教訓として、長年にわたり「環境保全」を事業継続に関わる重点課題に掲げてきました。ガラスメーカーという業態の特性上、資源やエネルギーを大量に消費していることもあり、こうした環境負荷の低減施策に特に力を注いでいます。また、長期的な価値創造の原動力である人的資本の強化に向けた取り組みや、地域との共生に関する取り組みも重要な課題と認識しています。

これらの取り組みは事業活動と一体のものであり、切り離して考えることはできません。こうした考えから、企業理念体系の精神に則って活動を推進していること、また活動を通じて企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目標とすることを、CSR(企業の社会的責任)の基本的な考え方としています。

近年は、気候変動への対応、人的資本の確保、人権の尊重なども社会全体の課題となっています。これらの課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献することが企業にも求められます。当社においても、さまざまな社会課題への対応方針などを包括的に議論し、機動的に活動を展開するための専任組織として、CSR委員会を設置しています。本委員会のもと、「環境」「多様性」「地域」の3つを重点領域に掲げ、個々の課題の解決に向けて取り組んでいます。

ステークホルダーの皆様の信頼とご支持をいただけるよう、今後も努力してまいりますので、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。