環境マネジメント
環境マネジメント体制

当社は、社長、環境担当役員のもと、環境部、各事業部門、各スタッフ機能部門と国内外グループ会社からなる環境マネジメント体制を構築しています。
環境会議
環境会議は3か月ごとに開催しています。環境担当役員が議長となり、社長以下、役付執行役員、事業部および主要な製造グループ会社の代表者が出席しています。会議では、気候変動をはじめとするさまざまな環境課題への対応のほか、環境部が主催する毎月の地区環境管理責任者会議にて討議された環境保全活動の課題への対応など、当社グループ全体の環境活動の審議を行う場となっています。
環境ISOマネジメント活動
当社は、環境マネジメントシステム(ISO14001)を活用し、環境保全活動を推進しています。
日本電気硝子株式会社(国内4事業場)および生産活動に関わる国内外のグループ会社は、それぞれ環境ISOマネジメントシステムを導入し、適切にPDCA(Plan・Do・Check・Action)サイクルを回して、環境パフォーマンスの改善を進めています。2017年8月には2015年度に改定された国際規格ISO14001:2015の登録を更新し、2024年度はISO14001追補1に対応しました。なお、2025年1月末時点で、当社の国内4事業場と国内外製造子会社におけるISO14001認証取得率は88.9%となっています。
ISO14001認証取得状況
認証取得会社名 | 認証取得日付 | |
---|---|---|
本社 | 日本電気硝子株式会社(4事業場でのマルチサイト認証取得) | 1999.8.27 |
国内グループ会社 | エスジーエスエンジニアリング株式会社 | 2001.1.19 |
日電硝子加工株式会社 | 2002.11.1 | |
LTCCマテリアルズ株式会社 | 2020.12.25 | |
海外グループ会社 | Techneglas LLC | 2000.1.31 |
Nippon Electric Glass (Malaysia) Sdn. Bhd. | 2002.1.12 | |
台湾電気硝子股份有限公司 | 2006.9.18 | |
坡州電気硝子株式会社 | 2007.8.28 | |
電気硝子(上海)有限公司 | 2009.12.21 | |
電気硝子(広州)有限公司 | 2015.11.11 | |
電気硝子(厦門)有限公司 | 2017.4.17 | |
電気硝子(南京)有限公司 | 2018.4.13 | |
Electric Glass Fiber UK, Ltd. | 2023.5.10 |
環境管理計画の推進
2024年度は国内4事業場で43件の目標を設定し、38件達成しました。2025年度は42件の目標を掲げ、CO₂やエネルギー、資源の削減に関連付けた喫緊の課題・中核業務に直結した環境パフォーマンスの向上に取り組んでいます。
環境教育の実施状況
当社で働く従業員を環境活動のための重要な資源と捉え、全ての従業員に対して各種の環境管理教育訓練を実施しています。国内事業場における内部監査員と順守義務・順守評価者の力量向上が重要と考え、その任を担う従業員への教育に力を入れています。
2024年度は当年に内部監査を担当する内部監査員にスキルアップ教育を実施しました。また新たな内部監査員を養成する目的で20名に対する教育を実施しました。
環境管理シンボルマーク

このシンボルマークは、1993年6月に制定され、環境マネジメントシステムの活動や環境憲章などに使用されています。デザインは社内公募により決定され、緑の葉は新しい環境技術、若葉(自然や緑化)、従業員の手を、空色の丸は私たちの手で生まれた環境設備と私たちを取り巻く地域や社会、地球を表しています。