人材採用と環境整備

多様性人材採用と環境整備

従来から注力する障害者雇用に加え、多様な考え方や背景を尊重しつつ、個々人がいきいきと働くことができる職場環境を目指しています。

従来から注力する障害者雇用に加え、多様な考え方や背景を尊重しつつ、個々人がいきいきと働くことができる職場環境を目指しています。

人材の定着・活躍推進の取り組み

働き方改革

2017年より働き方改革を進め、在宅勤務・フレックス等の多様な働き方の拡大、5連休や定時退社日の実施、育児・介護の両立支援、働き方改革推進セミナーの開催等、多岐にわたる内容を実施し、時間外労働の削減や有給休暇の取得増を実現しました。生まれた成果は一時金の支給や福利厚生の充実、IT投資などの形で従業員に還元しています。今後も取り組みを見直しながら改善を進めていきます。

次世代育成支援・女性活躍推進

当社は2019年2月の「次世代育成支援対策推進法」に基づく“プラチナくるみん”を取得以降も、次世代育成に向けた取り組みを継続しています。

また、「女性力活性化プロジェクト」を通じ、女性の活躍をテーマとした意見交換や他企業との交流会を実施するなど、管理職を含む女性リーダー(※)の育成にも力を入れています。

2022年の新卒総合職の女性採用比率は33.3%で、採用時点で女性従業員の一定数確保を図っています。全従業員に占める女性従業員比率は9%、女性管理職比率は1%となっていますが、女性従業員に占める女性リーダーの比率は12.9%と上昇してきており、将来の女性管理職候補となる人材が増加してきています。なお、今後の目標として、新卒総合職の女性採用比率は25%以上を継続指標とし、女性管理職については2028年までに2022年の2倍を目指しています。
※女性リーダー…部下を持ち、実質的に指導する立場にある女性従業員

プラチナくるみん 子育てサポートしています

高齢者人材の活用

少子高齢化が進む中、高齢者人材の活用は今後ますます重要となります。当社では高齢者人材の給与水準を段階的に引き上げるとともに、職務の大きさや評価が反映される処遇制度を整備してきました。意欲・能力ある高齢者の方にさらに活躍いただき、また、次の世代への円滑なバトンタッチを進めていきます。

海外にルーツを持つ従業員の活躍推進

年々増加する海外にルーツを持つ従業員への支援として、会社制度理解のフォローに加え、日本語教育やメンター制度など職場コミュニケーションがスムーズに行える支援を適宜行っています。このような中、2019年10月には外国籍従業員から初の管理職登用を行い、以後も継続して管理職への登用を行っています。また、2023年1月には海外子会社の外国籍従業員から初の本社執行役員を選任しました。今後もさまざまなバックグラウンドを持った従業員が活躍できる環境づくりに力を注ぐとともに、多様な文化を尊重しながらシナジーの発現に力を入れていきます。

キャリア人材

この数年、高い専門性やプロ意識を兼ね備えたキャリア人材の採用に注力しています。2022年は、新規雇用人数の53%がキャリア人材でした。2022年末時点で全従業員に占めるキャリア人材比率は16%となっており、5年前(2017年末時点)の11%と比べ、伸長してきています。また、キャリア人材の管理職人数も5年間で1.8倍に増加しており、キャリア人材の採用や、その中からの管理職候補者の育成が進んだ結果となっています。今後も多様性の確保についての考え方に基づき、採用区分に関わらず能力や適性に応じた評価、登用を行っていきます。

健康経営

当社では、全ての従業員の健康増進を図ることが企業成長につながるとの考えから、「健康経営」を基本とした活動を展開しています

健康経営

心身の健康づくりのために新たにKPIを設定し、KPIを達成するために、各地区で健康増進のための活動や研修等を展開していきます。

安全衛生

企業行動規範において「安全第一で業務に取り組み、安全衛生に関する法令やルールを遵守する。」という方針を掲げています。全社安全衛生活動では、「健康経営の考えに基づき、一人ひとりの心身の健康の維持・増進に取り組む」を活動方針とし、いきいきと働くことができる職場づくり、企業全体の生産性・創造性の向上を目指しています。