環境のビジネスプラン

CSR

環境のビジネスプランは事業経営の手法を環境保全活動に応用した当社独自の活動です。「廃棄物」「水」 「排ガス」の3つがあり、この活動を通じて環境負荷低減に努めています。

廃棄物の削減

2000年に開始したこの活動では、まず廃棄物を通常の生産活動で発生する「通常廃棄物」とガラス溶融炉の定期的な修理等で発生する「大型工事廃棄物」に区分しています。それぞれをさらに下表のように4種に分類し、環境負荷の高い「埋立処分D」の削減を最優先に取り組んでいます。

廃棄物の分類


通常廃棄物-埋立処分Dは日常の発生を極限まで低減する取り組みとリサイクル化により、国内では2009年以降販売重量比0.1%以下を継続しています。一方、海外では2016年、2017年に英国、オランダ、米国のガラスファイバ事業部門を買収によりグループ会社とした結果、通常廃棄物が急増しました。今後は海外の通常廃棄物についても削減を強化していきます。

販売重量に対する通常廃棄物-埋立処分D


大型工事廃棄物-埋立処分Dは主にガラス溶融炉の修理時に発生し、リサイクルできなかった廃レンガです。2017年にクロム(Cr)レンガとジルコニウム(Zr)レンガを耐火物メーカーで原料として再利用し、社会リサイクルB区分とする仕組みを構築しました。特に環境負荷の高いCrレンガについては埋立処分費用の削減にも大きく貢献しています。

水の削減

「モノづくりのレベルは水の使用量に表れる」との考えのもと、水を管理することで溶融、成形、加工、洗浄などの製造プロセスのあり方の理解と技術・設備の完成度を高める活動を行っています。製品の販売重量に対する取水、排水量の推移をグラフに示します。2004年以降、CRTから液晶への急激な事業転換により原単位が増加しましたが、2014年度以降、液晶事業での利用効率の向上活動により、原単位を継続的に低下させています。

販売重量に対する取水、排水量

水のフロー

水のフロー

排ガス(溶融炉からの蒸発)の削減

溶融炉の排ガスにはガラス原料からの蒸発成分が含まれます。これは原料成分の一部であり、捕集すればリサイクルできます。溶融炉からの蒸発を減らす活動と、蒸発した原料成分を捕集する活動により、溶融技術の向上と省エネルギー化を進めています。

ガラス原料の挙動

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