温暖化対策と生物多様性対応

温暖化対策

ガラス製造は溶融に多くのエネルギーを使用します。
そのため溶融炉の省エネルギーを進めることは責務と考えています。      
また、さまざまな事業活動を通じて生物多様性対応の保全に努めています。

酸素燃焼炉の導入

酸素燃焼炉は空気燃焼炉に比べて余分な窒素を排除することで、排ガス(排熱)減少による省エネルギー・燃料使用量減少と二酸化炭素の排出量抑制、サーマルNOx(窒素酸化物)の発生抑制が図れています。

1993年に日本で初めて酸素燃焼方式のガラス溶融炉を導入し、現在ではほぼ全ての溶融炉への導入が完了しています。

酸素燃焼炉導入比率

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ガラス溶融炉の燃料転換

使用する燃料を環境負荷の少ないものへ転換してきています。重油からLPGへ、さらには天然ガス・都市ガスへと変更し、二酸化炭素の排出削減を進めています。

燃料転換

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溶融エネルギーの電力比率向上

ガラス溶融にはガスと電力を用いています。電気による加熱は溶融ガラスに直接電極を挿入して通電過熱するため、エネルギー利用効率に優れています。またガス燃焼加熱に比べて排ガス量を削減でき、排熱を減らすことができます。電力比率を向上させることは省エネルギー、二酸化炭素の排出削減に効果があります。

当社グループは溶融エネルギーの電力比率を高める取り組みを今後も積極的に展開していきます。

電力比率

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生物多様性対応

企業の社会的責任として、事業活動を通じて地域環境保護など社会に貢献していくことが求められます。従来の地球温暖化ガス排出削減等に加え、琵琶湖に豊かな水資源をもたらし生物多様性の保全に寄与する周辺の森林を保護することを目的として、2018年から地元の森林組合が行う活動への支援や整備作業へのボランティア参加などを開始しました。さらに琵琶湖の生態系を守るための外来魚駆除活動への参加も推進しています。
こうした生物多様性の保全や自然資源の持続的な利用に関する取り組みが評価され、滋賀県が実施する「平成30年度 しが生物多様性取組認証制度」において、当社は最高評価の3つ星を取得しました。さまざまな活動を通じて今後も生物多様性の保全に努めていきます。

能登川 黙々川

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